防災意識を高めるために
家族で防災に取り組もう!
家族で話し合っておく
いざというときの家族の行動、避難所や避難方法、連絡方法(張り紙や遠くの親戚など)を日頃からよく話し合っておきましょう。
また、災害による被害を少なくするために、あらかじめ家庭内の役割を分担しておきましょう。


非常持出品の準備
災害時は、水道施設などが使用できなくなることや道路の損壊などにより救援活動がすぐにできない可能性があります。
災害発生後の数日間は自足できるよう準備をしておきましょう。
また、非常持出品は、避難時にすぐ取り出せる場所に保管しておきましょう。
地域ぐるみで防災に取り組もう!
大災害が発生したとき、交通網の寸断や多発する火災などにより、消防や警察などの公共機関が十分に対応できない可能性があります。「自分たちのまちは自分たちで守る」という心構えで積極的に自主防災組織に参加し、災害に強いまちをつくりましょう。また、高齢者や子ども、障害者、傷病者、外国人などの災害時に手助けが必要な人(災害時避難行動要支援者)を地震や火災から守るために、地域で協力し合いながら支援していきましょう。

災害時避難行動要支援者への協力方法
高齢者・病人・乳幼児など
複数の人で対応し、急を要するときはひもなどを使って背負い、安全な場所へ避難させて下さい。また、乳幼児は手をつなぐなどしっかり保護しましょう。

肢体の不自由な人
車いすを階段で使用する場合は必ず3人で協力し、上がるときは前向きに、下がるときは後ろ向きにして、身の安全と恐怖感を与えないように配慮して下さい。

目の不自由な人
「手伝いましょうか」など、まずは声をかけて下さい。
誘導するときは、杖を持っていないほうの腕のひじあたりを軽く触れるか、腕を貸して半歩前くらいを歩いて下さい。
耳の不自由な人
話をするときは、近くまで寄って相手にまっすぐ顔を向け、口を大きくはっきり動かして下さい。口頭で分からないようであれば、紙とペンなどを使って筆談して下さい。

更新日:2021年03月19日