「大和郡山ソリデール」
「大和郡山ソリデール」とは
「大和郡山ソリデール」とは、所有者世帯と学生が所有者世帯の自宅の空き部屋を利用した同居をマッチングする事業です。ソリデールはフランス語で「連帯の」を意味し、ソリデール事業による若者の同居は、フランスのパリや京都府で先行して実施されています。
所有者世帯が学生に自宅の一室を低廉な家賃で提供し、学生との同居により、お互いの交流が促進されることで、学生に大和郡山市への愛着をもってもらうことが目的です。
所有者世帯の応募要件について
■対象世帯
単身または夫婦世帯(親世代との同居世帯を含む)。
ただし、世帯全員が要介護状態ではなく、衣食住が自立していること。
(注)大和郡山市では所有者世帯の年齢要件を設けておりません。
■対象住居
・一戸建て住宅の空き部屋を提供可能で、同居・交流が可能であること。
・リビング・キッチン・トイレ・浴室などが共有できること。
■受入条件
・食事の提供は不要です。
奈良高専生は「学寮の食堂利用(自炊無し)」が原則ですが、
学生が自炊を望む場合は所有者と協議の上、条件を設定します。
・台所・トイレ・浴室などの共用利用が可能であること。
・低廉な家賃(月額2万円)で空き部屋の提供が可能であること。
全自炊の場合の家賃は、月額2万7千円
■応募方法
まずは大和郡山市 まちづくり戦略課までお問い合わせください。
その後NPO法人空き家コンシェルジュがお宅を訪問し、住宅の状況確認や貸出に関する詳しいご希望などを伺います。
対象学生
18歳以上の学生(高校生を除く)。奈良高専4年生以上及び近隣大学へ通学する18歳以上の学生。
同居スタートまでの流れ
- 大和郡山市まちづくり戦略課に連絡してください。
- NPO法人空き家コンシェルジュがご自宅を訪問し、住居の状況を調査や聞き取り調査を行い、貸出条件を整理します。
- 物件情報を整理し、希望する学生に提示します。
- 希望学生が所有者宅を訪問し、市職員とNPO法人空き家コンシェルジュも交えて、面談を行います。
- お互いの理解のためのお茶会やお試し同居をすることもできます。
- 同居する上でのルール作りをおすすめします。基本をお渡ししますので、実際に生活しながら、お互いの生活に合うものにしてください。
- NPO法人空き家コンシェルジュによるサブリース契約を経て、学生との同居生活がスタートします。
所有者世帯への補助金について
「大和郡山ソリデール」事業を活用し、自宅の一室を提供し若者と同居をする所有者世帯を対象とし、家賃及び光熱水費の一部として月額5千円の補助金を交付します。
(注)補助金は、年度終了時または同居を解消した時点でまとめて交付します。
補助金の申請及び交付するまでのフロー
- 同居開始
- 補助金の交付を受けたい方(以下、申請者)は補助金交付申請書に必要事項を記入し、賃貸借契約の写しを添付して、まちづくり戦略課に提出してください。
- 申請内容に問題がなければ、市から申請者に補助金の交付決定を通知します。
- 申請内容に変更があれば、申請者は変更申請書をまちづくり戦略課に提出してください。(変更がなければ、特に提出する必要はありません。)
- 申請者は年度終了時または同居を解消した時点で、まちづくり戦略課に完了実績報告書を提出してください。
- 市は完了実績報告書に基づいて補助金額を決定し、申請者に補助金交付確定通知書で補助金額を通知します。
- 申請者は、補助金請求書をまちづくり戦略課に提出してください。
- 市は申請者が指定した銀行口座に補助金を交付します。
大和郡山ソリデール事業補助金申請書
大和郡山ソリデール事業費補助金交付申請書(Wordファイル:14.4KB) (Wordファイル: 14.4KB)
大和郡山ソリデール事業費補助金交付変更申請書(Wordファイル:13.2KB) (Wordファイル: 13.2KB)
大和郡山ソリデール事業完了実績報告書(Wordファイル:17.2KB) (Wordファイル: 17.2KB)
大和郡山ソリデール事業費補助金請求書(Wordファイル:17.5KB) (Wordファイル: 17.5KB)
パンフレット
大和郡山ソリデール事業パンフレット(所有者向け) (PDFファイル: 980.0KB)
大和郡山ソリデール事業パンフレット(学生向け) (PDFファイル: 537.9KB)
説明会の開催について
過去に奈良高専で行った「大和郡山ソリデール」事業の説明会の様子を、下記リンクからご確認ください。
「大和郡山ソリデール事業説明会」ソリデール経験者インタビュー
(注1)概要説明動画については後日再収録したものです。
(注2)説明会開催時点の年齢要件が現在とは異なります。
他団体で行われているソリデール
■パリソリデール
パリソリデール(Le Pari Solidaire)は、若者との同居をマッチングするフランスの団体です。2003年のヨーロッパ熱波により、パリ市内で約1万5千人の高齢者がなくなったことをきっかけに、高齢者の孤独死をなくすことを目的として設立されました。2022年現在で4,500組以上の同居実績があります。
■京都ソリデール
京都府は人口10万人あたりの大学数・学生数が全国トップとなっていますが、学生の大半は大学卒業時に府外に転出しており、若者の定住が大きな問題となっています。学生に京都に愛着を持ってもらい、将来的な定住につなげることを目的として、平成28年度から「京都ソリデール」事業が開始されました。令和6年度末現在、計67組の同居実績があります。
■京田辺ソリデール
京田辺市では、同志社大学・同志社女子大学のキャンパスがあり、多くの大学生が集うまちの特徴を活かして、令和3年度から「京田辺ソリデール」事業が開始されました。京都高齢者生活共同組合くらしコープと連携して、事業を実施しています。
この記事に関するお問い合わせ先
まちづくり戦略課 公民連携空き家利活用推進室
郵便番号:639-1198
大和郡山市北郡山町248-4
電話:0743-53-1151(内線672・675)
ファックス:0743-53-1049
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2025年07月07日