LGBTQなどのセクシュアルマイノリティを支援します
- 企業などによる調査結果によると日本では、およそ12人に1人(約8%)がLGBTQなどのセクシュアルマイノリティであると言われており、気づいていないだけで、身近な存在となっています。
- 社会においては、LGBTQなどのセクシュアルマイノリティについて十分に理解されておらず、LGBTQの方々に対する先入観による偏見や差別が存在しています。
- 大和郡山市では、すべての人が尊重される社会を実現するため、LGBTQなどのセクシュアルマイノリティについての正しい知識と理解を深めるとともに支援の充実に取り組みます。
性の多様性
- 性のあり方には様々な要素があります。
- 「身体の性」…生まれながらの生物的な性別
- 「心の性」…自分の性別をどう認識するか。「性自認」と言われます。
- 「好きになる性」…恋愛や性的関心の対象がどの性別に向いているか。「性的指向」と言われます。
- 他にも性別役割(社会で求められる「男らしさ」「女らしさ」)、性別表現(服装やふるまい、見た目)、法的性別(戸籍などの法律上の性別)など様々な要素があります。性のあり方はこれらの要素の組み合わせからなり、多様な性のあり方が存在します。
LGBTQとは
L:レズビアン 女性を好きになる女性
G:ゲイ 男性を好きになる男性
B:バイセクシュアル 男性も女性も両方を好きになることができる人
T:トランスジェンダー 生まれた性別とは異なる性別で生きる人
Q:クエスチョニング わからない、典型的な男・女ではないと感じる人の頭文字をとった言葉であり、セクシュアルマイノリティの総称のひとつです。
その他にもX:エックスジェンダー(性別認識が男か女どちらか一方ではない人)、A:アセクシュアル(性愛の対象を持たない人、または性的欲求そのものがない人)など、様々な性のあり方があります。
LGBT大和郡山レインボーマーク

【LGBT大和郡山レインボーマーク】 (PDFファイル: 572.5KB)
- 市が、LGBTQなどのセクシュアルマイノリティの理解者・支援者(アライ)として支援していくことを広く発信するため、本市独自のレインボーマークを作成しました。
- このレインボーマークは、市のシンボルである金魚に性の多様性を表す6色のレインボーをデザインしています。
用語説明
- Ally(アライ)
同盟や支援、協力を意味する英語のallyが語源で、当事者でない人がLGBTQなどのセクシュアルマイノリティを理解し、支援するという考えやその考えを持つ人のことをいいます。 - Diversity(ダイバーシティ)
多様性を意味し、さまざまな考え方や生き方をしている人を否定せず、個々の違いを尊重し、違いを積極的に活かすことにより、より良い社会の実現を目指すことをいいます。 - Inclusive(インクルーシブ)
包括的、包含しているさまを意味します。社会の構成員ひとり一人を尊重し、誰も切り捨てられないように援護し、支え合っていくことをいいます。
LGBT啓発パンフレット
- 市では、多様な性(LGBTQなど)についての正しい知識と理解を深めてもらうために、LGBT啓発パンフレットを作成し、広く啓発活動に取り組みます。
- 人権に関する市民集会や人権施策推進課窓口で配布しています。
また、下記からもダウンロードできます。ご活用ください。

(2019年7月作成)
人権(LGBT)相談について
- LGBTQなどセクシュアルマイノリティであることで悩んでいること、困っていることがあれば、下記までご相談ください。
人権施策推進課市民相談室
電話番号 0743-53-1151(内線245)
この記事に関するお問い合わせ先
人権施策推進課 人権のまちづくり係
郵便番号:639-1198
大和郡山市北郡山町248-4
電話:0743-53-1151(内線332)
ファックス:0743-53-1211
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2021年03月19日