意思決定支援

更新日:2026年09月01日

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意思決定支援とは…

私たちの生活は、意思決定の連続です。
「どの服を着ようかな?」「何を食べようかな?」「どこへ行こうかな?」など日頃の生活のことから
「どんな医療を受けたいかな?」「どんな介護を受けたいかな?」と病気になったり、年を取ったりした時のことまで決めることはたくさんあります。
一人で物事を決めるのが難しい人と共に歩み、考え、決めることを意思決定支援と言います。

 

認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン

厚生労働省が平成29年に作成しました。
本人を中心とした支援の共通基盤となる考え方として権利擁護支援(意思決定支援)を位置付けました。

 

医療と介護の関係者が意思決定支援についてコラムを書きました

「認知症の人の声(思いや気持ち)を聴くときに心掛けたいこと」について、医療と介護の関係者がメッセージを連載しています。

認知症の人の思いを知るために1
~地域包括支援センターからのメッセージ~【令和8年2月号】

認知症になったら何もできなくなると思っていませんか?
認知症の人は、自分の気持ちを伝えるのに時間がかかるかもしれませんが、認知症の人にも思いはあります。市では、自分自身の思いを伝えるためのツールとして「わたしノート」を配布しています。「わたしノート」とは、自分自身の人生を振り返ったり、情報をまとめるノートです。病気になったり、事故にあったりすると自身の思いを伝えづらくなることもあるので、どのような医療やケアを受けたいかについても同時に考えておくと良いでしょう。

広報紙つながり 令和8年2月号 No.1331(PDFファイル:418.7KB)

認知症の人の思いを知るために2
~大和郡山市医師会からのメッセージ~【令和8年3月号】

先日、家族で海外旅行に行きました。ホテルに到着して、フロントで説明を受けるも英語の苦手な私は半分も理解できずあたふた。…会話がちぐはぐ、理解力低下
やっと部屋に入って備え付けのコーヒーメーカーを使おうとするも水の入れ方がわからない。…機器の操作ができない
スーパーに買い物に行こうと街に出るも道がわからない。…道に迷う
なんとも不安な状況でしたが、日本語のわかるスタッフにいろいろ教えてもらって一安心。
日々の認知症診療でもよく聞く話で、患者さんも同じように不安を感じているのだと痛感しました。日々、もの忘れやできないことが増えてきて、一緒に生活する家族はイライラすることが多いかと思いますが、本人は不安を抱えて大変だと思いますので、優しくサポートして安心させてあげることが大事だと思いました。
広報紙つながり 令和8年3月号 No.1332(PDFファイル:336.6KB)

認知症の人の思いを知るために3
~大和郡山市歯科医師会からのメッセージ~【令和8年4月号】

認知症があっても、歯の治療について自分の気持ちを伝えられる方も多くいらっしゃいます。
歯の治療の時には、難しい言葉を使わず、ゆっくりわかりやすく説明し、ご本人の思いを大切にします。これを意思決定支援といいます。
また、ご自分で決めることが難しい場合は、家族やまわりの支えてくれる方々と歯科医師が一緒に話し合い、その人がこれまで大切にしてきた生活や考え方をもとに治療を選びます。
歯の治療は、痛みを防ぎ、食べる・話すなど、安心して元気に暮らすための大切な支援です。

広報紙つながり 令和8年4月号 No.1333(PDFファイル:642.5KB)

認知症の人の思いを知るために4
~大和郡山市歯科薬剤師会からのメッセージ~【令和8年5月号】

認知症の方にとって、毎日決まった時間に薬を飲み続けることは、周囲が想像する以上に大きな負担になることがあります。もし飲み忘れがあっても責めたり焦らせたりせず、まずは「どうすれば無理なく続けられるか」を一緒に考えてみませんか?薬を1回分ずつにまとめる一包化や、取り出しやすく見やすい薬箱・お薬カレンダーの活用、生活リズムに合わせた服薬時間の見直しなど、続けやすくするための工夫はたくさんあります。

ご家族の声かけや見守り方のポイント、さらに薬の種類や服用回数を減らせるかどうかの確認まで、薬剤師が丁寧にサポートします。どうぞお気軽にご相談ください。

広報紙つながり 令和8年5月号 No.1334(PDFファイル:1.1MB)

認知症の人の思いを知るために5
~大和郡山市訪問看護事業者連絡会からのメッセージ~【令和8年6月号】

認知症があっても、本人の気持ちや考えが失われるわけではありません。訪問看護では、日々の暮らしの中で「自分で決める」機会を大切にしています。服や食事など身近な選択から支え、言葉で伝えにくい思いも表情や行動からくみ取ります。治療方針や施設入所など人生に大きく関わる決断では、本人の「わかる力」に合わせて丁寧に説明し、これまでの暮らしや大切にしてきた思いを尊重して意思決定を支援します。自分の意思が反映されることは安心や尊厳につながり、訪問看護は地域と連携し、その人らしい暮らしを支えています。

広報紙つながり 令和8年6月号 No.1335(PDFファイル:814.8KB)

認知症の人の思いを知るために6
~大和郡山市リハビリテーション連絡協議会からのメッセージ~【令和8年7月号】

ある患者さんのご家族とお話をしていて、「今まで一人で外出して、家に帰れなくなったことはなかったですか?」と尋ねると、家族さんは「家に帰れなくなったことはないですが、先日、勝手に家を出て行って警察にお世話になったことはあります」と言われました。このエピソードから家族は、変化に気づきにくいのかなと感じます。

「最近歯を磨かなくなった」「ご飯の食べる量が減った」「お風呂に入ることが面倒くさい」など、「ん?」と思うようないつもと違う変化を感じたときは、些細なことでも誰かに相談してみてください。

広報紙つながり 令和8年7月号 No1336.(PDFファイル:1011.2KB)

認知症の人の思いを知るために7
~大和郡山市リハビリテーション連絡協議会からのメッセージ~【令和8年8月号】

利用者さんと関わっている時、「前はこう言っていたのに、また言うことが変わっているなぁ」と支援者側が困る場面があります。そんな時は「自分には些細なことでも、この方にとってはとても大事なことなのかも…」と考えるようにしています。
例えば、気に入った服を選ぶとき「この色も良いけど、こっちも…」と悩んで決めたのに、一晩寝たらまた考えが変わっていた、というような経験を想像するとわかりやすいかもしれません。
ほんの些細なことの積み重ねが「その人らしさ」を作る、と本で読んだことがあります。「お母さん(お父さん)、お茶淹れたけど、今日はどっちのコップで飲もうか?」なんていうような一言もその人らしさを形作る関わりになるのかもしれません。

広報紙つながり 令和8年8月号 No.1337(PDFファイル:1.7MB)

認知症の人の思いを知るために8
~大和郡山市居宅介護支援事業所連絡会からのメッセージ~【令和8年9月号】

認知症になると今までと変わってしまい、自分では何もできなくなると思っていませんか?
たとえば、歳をとれば外見は若い時とは変わってきます。
ただ、もっと格好良くなる人もおられますし、歳をとった方が相手に対して安心感を与えるようなこともあり、必ず悪くなる訳ではありません。それと同じで、認知症も変化があるだけで、それをどう捉えるかは周りのとり方次第です。本人に合わせて優しく対応していただければ、より良い関係づくりができるかもしれません。
市では意思決定を引き出すヒントとなる「わたしノート」を用意しています。たくさんコミュニケーションをとるために是非活用いただければ幸いです。

市広報紙つながり 令和8年9月号 No.1338(PDFファイル:1.1MB)

この記事に関するお問い合わせ先

地域包括ケア推進課 地域包括支援センター

郵便番号:639-1198
大和郡山市北郡山町248-4
電話:0743-53-1151(内線584)
ファックス:0743-53-1049

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