杉山小児科医院診療棟ほか

更新日:2021年03月19日

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杉山小児科医院(すぎやましょうにかいいん)

濃褐色と白色のコントラストが特徴的な杉山小児科医院の写真

本町に所在。
旧城下の町並みの中でも特異な洋風建築です。診療棟と居住棟の2棟が登録されました。

診療棟は木造平屋建一部二階建、桁行15メートル、梁行8メートル、切妻造り、桟瓦葺の構造で、外観の意匠は、軸部の濃褐色と白色のコントラストが鮮やかであり、急傾斜の切妻屋根、筋違、繰形、ドーマー窓風飾り屋根、棟飾りなど、ヨーロッパのハーフチンバー様式を踏襲しています。

西側の居住棟は木造二階建て、寄棟造、銅板葺の構造で、昭和初期に建てられたものです。内部の階段の手すり柱にはアールデコ風の装飾が施されています。

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