国登2 西田家住宅主屋中央棟ほか
西田家住宅(にしだけじゅうたく)

箕山町に所在。
高石垣の上に建つ昭和初期の建築で、市内における近代和風建築の代表的な作例です。
主屋のほか離れ座敷、土蔵、祠社、拝所などの付属屋も登録されています。
主屋の中央棟は、木造2階建て、入母屋造桟瓦葺で、東側側面の屋根はいわゆる八棟造<やつむねづくり>とし、また、二階の階高が高く豪華さを演出しています。玄関の車寄せは唐破風<からはぶ>の桧皮葺としています。
北東端に位置する「竹の間」は八畳の書院座敷ですが、柱、鴨居、長押<なげし>、天井板にいたるまで細い竹皮を網代に編んだいわゆる籃胎<らんたい>を全面にまわし朱漆を塗り込めたまさに竹尽くしの間で、大和の指物師として有名な川崎幽玄の創作です。
内部は通常非公開となっています。
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更新日:2024年06月04日