葉本家住宅主屋

更新日:2021年05月06日

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葉本家住宅(はもとけじゅうたく)

葉本家住宅主屋の外観の斜めからの写真

西観音寺町に所在。
葉本家は虫籠窓<むしこまど>の分銅の印からもわかるように当時は両替屋を営み、そのご肥料屋を経て現在に至っています。明治初期の建築と推定されています。

主屋は南側に通り土間をとり、北側に六間の居室をとっています。正面側の二間は小さくして坪庭を設けています。屋根は桟瓦葺で、むくりをつけています。

奈良の指物師として有名な川崎幽玄の祖父、川崎長七が建築に携わり、建具、欄間、茶室を創作しました。業平格子、坪庭の垂木、入隅にまわる雨戸などにその特徴がみられます。

この観音寺の街道沿いの町屋は当家以外に数件しか残っておらず、一部に改変があるものの、保存状態もよく、当時の町屋建築を知るうえで貴重な遺構です。

ハモト プチ ミュージアム

葉本家に伝わる江戸~昭和の数々の品物を展示しています。両替商のころの帳場、算盤、や婚礼籠、本業タイルが張られた竈など、葉本家の歩みと町家の生活を知るうえで貴重な資料が公開されています。

開館日

基本的には、お盆(8月10日~8月16日)と年末年始(12月26日~1月15日)以外の日は開館しています。(ただし、見学される場合は電話での予約が必要です。)

開館時間

10時から15時まで(見学は16時まで可能)

入館料

300円(ただし中学生以下は無料)

電話番号

0743-52-2122

その他

駐車場・トイレはありません

この記事に関するお問い合わせ先

まちづくり戦略課 文化財保存活用係

郵便番号:639-1198
大和郡山市北郡山町248-4
電話:0743-53-1151(内線733)
ファックス:0743-53-1049

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