県31 翁舞関係資料
翁舞関係資料(おきなまいかんけいしりょう)

春日社若宮祭(御祭)や興福寺薪能<たきぎのう>で翁猿楽を演じてきた長命家<ちょうめいけ>伝来の翁面その他の関係資料で、烏帽子<えぼし>や文書なども附けたり指定されています。
天保3年(1832)に今国府村と小林村の杵築神社宮座<きずきじんじゃみやざ>の所有となり、今日まで伝えられてきました。
10月10日の秋祭りには翁面をかぶってお渡りが行われています。翁舞は昭和20年代はじめまで行われていたようです。
翁面は大ぶりで面奥は深く、目・鼻・口に古様を示し、福々しい表情をみせています。完成度の高い室町時代の優品で、県下でも最古級の中世の翁面として注目されます。
通常は非公開ですが、秋祭りのときに見学できます。
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更新日:2024年06月04日