旧木村家住宅

更新日:2021年03月19日

ページID 1819

旧木村家住宅(きゅうきむらけじゅうたく)

木々と青空を背景に、石段の奥に立つ旧木村家住宅の写真

 旧木村家住宅はもと吉野郡十津川村に所在していました。現在は大和民俗公園に移築されているので、自由に見学できます。

 屋敷は狭い谷間の山腹を削って作られ、主屋をはじめ表門、納屋、物置の付属屋から構成されています。
 主屋は棟札から文政4(1821)年に建てられたことがわかっています。
 桁行12.5メートル、梁間7.3メートルの切妻平入の構造で、屋根は杉皮葺です。内部は「だいどころ」、「でい」、「なんど」、「ひろえん」などに分かれています。

 主屋は建築年代が明らかであり、古材も多く残り、十津川地方の形式をもち民家として貴重な遺構です。

この記事に関するお問い合わせ先

まちづくり戦略課 文化財保存活用係

郵便番号:639-1198
大和郡山市北郡山町248-4
電話:0743-53-1151(内線733)
ファックス:0743-53-1049

メールフォームによるお問い合わせ