県5 旧木村家住宅
旧木村家住宅(きゅうきむらけじゅうたく)

旧木村家住宅はもと吉野郡十津川村に所在していました。現在は大和民俗公園に移築されているので、自由に見学できます。
屋敷は狭い谷間の山腹を削って作られ、主屋をはじめ表門、納屋、物置の付属屋から構成されています。
主屋は棟札から文政4(1821)年に建てられたことがわかっています。
桁行12.5メートル、梁間7.3メートルの切妻平入の構造で、屋根は杉皮葺です。内部は「だいどころ」、「でい」、「なんど」、「ひろえん」などに分かれています。
主屋は建築年代が明らかであり、古材も多く残り、十津川地方の形式をもち民家として貴重な遺構です。
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更新日:2024年06月04日