国36・37 慈光院庭園
慈光院庭園(じこういんていえん)

枯山水の書院庭園で、大刈込みの生垣越しに大和東山の諸山が眺められる借景庭園として知られています。
寛文3(1663)年、慈光院が創建されたときに造作されたもので、大和平野を隔てた遠山の四季の風景が室内から直接眺望できることが特徴となっています。
書院の扁額には「慈光院八景」が掲げられ、「三笠新月」、「松間双塔」、「葛城白雲」、「大峯春雪」などの風景が望めるとしています。
つつじ、さつきなどの大刈込が特徴的で、庭園内には約60種の潅木、下草類が検出されています。人工的な植栽と自然と根を下ろした植物の混栽となっており、素朴ななかにも豊かな色彩を展開しています。
見学は有料です。
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更新日:2024年06月04日