松尾寺本堂

更新日:2021年03月19日

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松尾寺本堂(まつおでらほんどう)

入母屋造、本瓦葺の松尾寺本堂の写真

現在の松尾寺本堂は、建武4年(1337)に再建されたものです。桁行<けたゆき>五間、梁間<はりま>五間、単層、入母屋造<いりもやづくり>、本瓦葺。

和様<わよう>を基調とした比較的簡素な建築意匠をもちいていますが、頭貫<かしらぬき>、木鼻<きばな>、桟唐戸<さんからと>などに大仏様<だいぶつよう>の様式も取りいれており、「新和様<しんわよう>」とよばれています。中世の大型仏堂の貴重な遺構です。

内部は内陣<ないじん>、外陣<げじん>に分かれ、内陣には須弥壇<しゅみだん>と厨子<ずし>を置き、千手観音を安置しています。江戸時代からわが国最古の厄除け道場として民間の信仰を集め、また、修験道<しゅげんどう>との関係も深く、山伏<やまぶし>に関連する資料も数多く残されています。

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