旧臼井家住宅

更新日:2021年03月19日

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旧臼井家住宅(きゅううすいけじゅうたく)

切妻造茅葺の屋根を持つ旧臼井家住宅の外観写真

臼井家はもと高市郡高取町に所在。代々伊勢屋と号し、酒・醤油の販売を営み、大年寄りや高取藩の公用伝馬<こうようてんま>の役も勤めていたとされています。

解体前には主屋、離れ座敷、内蔵、高蔵、米蔵、道具蔵などで構成されていましたが、そのうち主屋と内蔵が移築されています。
主屋は桁行18メートル、梁間7メートル、屋根は切妻造茅葺で、内部は「しもみせ」、「なかのま」、「おくざしき」などに間取りされています。農家風の町屋建築であり、屋根も草葺とする事例は珍しい。

18世紀の建築と考えられています。内蔵は主屋についで建てられたようで、土壁で塗り固めた土蔵造りで、桁行5メートル、梁間4メートルの二階建て、本瓦葺きです。

民俗公園内にあり、見学は自由にできます。

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