国20 木造薬師如来坐像(東明寺)
木造薬師如来坐像(もくぞうやくしにょらいざぞう)
樟材の一木造りで、内刳りは施されていません。像高は94センチメートル。豊かに張った下膨れの頬と目じりの下がった目が印象的で、額がせまく、下顎が広い得意な面相です。肩が張り、胸幅が広く、膝も厚く大きく、全体としては堂々たる風貌を呈しています。
衣文は丸く太い襞と、かどのとがった細い襞とが交互に繰り返すいわゆる翻波式衣文で、少し形式化していますが、この像の容貌によく似合っています。平安前期、9世紀なかばごろの製作と推定されています。
通常は公開されていません。見学するにはお寺の許可を得てください。

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更新日:2024年06月04日