飼い主のいない猫(野良猫)について

更新日:2023年11月09日

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野良猫が増えすぎることなどによって、地域の生活環境に影響することがあります。しかし、猫にも大切な命があります。

飼い主のいない猫にエサをあげると?

猫の栄養状態が良くなり、爆発的に数が増えてしまいます

  • 猫は繁殖力が強く、1年に10~15匹の子猫を生むこともあります。
  • 子猫は半年で、次の子猫を生むようになります。
  • エサを求めて他の地域からも猫が集まってきます。

迷惑猫になってしまうかも・・・

  • 与えられたエサでは足りなくなって、ごみを荒らすことがあります。
  • 庭木で爪をといだり花壇で遊んだりします。
  • ふん尿が放置されれば、悪臭やハエなどの害虫も発生します。

野良猫にエサをあげなかったらいいのでは?

野良猫にエサをあげる人がいなかったら・・・

野良猫にエサをあげる人がいなくなっても、猫はそのまま餓死を待つわけではありません。食べるものを求めて周囲のごみを漁ったり、縄張りを拡大して別の場所で被害を引き起こしたりするなど、結局、生活環境の問題は解決しないこともあります。ただし、無秩序なエサやりをするのではなく、ルールを決めて行うことが大切です。

野良猫を減らすことは・・・?

「動物の愛護及び管理に関する法律」をはじめとした動物愛護の考え方からも、野良猫を急にいなくならせることはできません。しかし、野良猫の平均寿命は3年から5年と言われています。数のコントロール(避妊・去勢手術)をすることによって、地域の猫は少しずつ減少していくと考えられます。

野良猫にエサをあげている方へ

「自分が飼い主になる」というくらいの自覚と責任を

「このままでは可哀相だから」と、飼い主のいない猫にエサを与えたくなる気持ちは否定できません。ただ、猫にエサを与えるということは、その猫の一生に深く関わることです。「自分が飼い主になる」というぐらいの自覚と責任を持ってお世話をしましょう。

ルールを決めて適正なエサやりを

エサを与える時間と場所を限定して行いましょう。食べ残しはすぐに片づけて、置きエサは絶対にないようにしましょう。

トイレのお世話を

トイレの場所を管理して、ふん尿の掃除をしましょう。

数のコントロールをしましょう(避妊・去勢手術の実施)

野良猫が増えすぎると、ふん尿や鳴き声による生活環境の悪化につながり、地域の人から「嫌われる猫」になってしまいます。人と猫の幸せのためにも、野良猫の数のコントロールが大切です。

猫のふん尿等でお困りの方へ

猫の嫌がる臭いを使う

  • 酢を薄めて散布する。または、スポンジや布にしみこませて通路に置く。
  • 玉ねぎをバラバラにして撒く。
  • 市販の忌避剤を使用する。

構造物による忌避

  • 水を撒く。
  • 大き目の園芸装飾用木片を敷く。
  • 音がなるような砂利を置いたり、尖った小石を敷く。

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