飼い主のいない猫の避妊・去勢手術補助事業について

更新日:2023年11月09日

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飼い主のいない猫についての苦情や相談が市に多く寄せられています。しかし、猫は愛護動物として「動物の愛護及び管理に関する法律」によって守られており、市などで処分や捕獲することはできません。これらの問題に対して、市では飼い主のいない猫を増やさないための「TNR活動」を実施することが有効と考え、下記の補助事業を実施しています。

TNRとは、Trap捕獲し、Neuter不妊去勢手術を行い、さくら耳カットをして、Return元の場所に戻す活動です。TNR活動を行うことにより、猫の数が増えない、ふん尿のにおいが減る、発情の鳴声がなくなるなどの効果が期待できます。

飼い主のいない猫の避妊・去勢手術費用の一部補助

飼い主のいない猫(野良猫)により生活環境が著しく損なわれている地域で、猫の避妊・去勢手術に要する費用の一部を補助します。

交付対象者

自治会や、市内に活動の拠点を有し、地域住民の依頼で飼い主のいない猫に対して避妊・去勢手術を実施する市民団体等。
(注) 個人での申請はできません。

補助金の額

  • 雌猫の避妊手術 1匹 5,000円
  • 雄猫の去勢手術 1匹 4,000円

さくらねこ無料不妊手術事業

公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR事業を行います。「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。

公益財団法人どうぶつ基金について

公益財団法人どうぶつ基金は、動物の適正な飼育方法の指導・動物愛護思想の普及等を行い、環境衛生の向上と思いやりのある地域社会の推進に寄与することを目的とし、各種事業を行う団体です。

公益財団法人どうぶつ基金ホームページ

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