令和8年7月 藩校サミット

更新日:2026年07月01日

ページID 17816
市長てくてく城下町
上田 清

大和郡山市長

つい先日、第23回全国藩校サミット大和郡山大会の第1回実行委員会が開催されました。
藩校というのは江戸時代、全国の260余の藩に次々に設立された藩営の学校で、郡山藩の場合は享保9(1724)年、柳澤吉里が郡山城に入部して間もなく、城の南、五左衛門坂(現JCHO大和郡山病院前の坂)に藩校「総稽古所」を設立、藩内の10歳以上の子弟を入所させ、教える内容は論語など儒教の基礎的な書物「四書五経」のほか、書道や医学、武術にまで及んだとされています。
この「総稽古所」のように、それぞれの地域に息づいている藩校の伝統や精神を、現代の視点で見直して評価し、今後に生かすべきは生かしていこうという趣旨に基づき、藩校所在地の持ち回りで毎年開催されているのが全国藩校サミットで、昨年11月の第22回福岡県朝倉大会に続き、今年度は本市で開催されることになったのです。
ただ、今年はNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の放送が年末まで続くこともあり、年を越えて2月に開催することになりました。
開催内容の概要は次のとおりです。
   第1日目 令和9年2月20日(土曜日)
      1.藩校活動報告会 10時~11時
         藩校関係者による活動事例報告
      2.藩主会議(非公開) 11時30分~12時30分
         旧藩主が集合し、本大会に提案する
         「大和郡山宣言」を審議
      3.藩校サミット本大会 13時~17時30分 
         開会式、記念講演、ご当主座談会
         出席旧藩主紹介
         「大和郡山宣言」の発表
        次期開催地発表・引継ぎ式、閉会式
   第2日目 令和9年2月21日(日曜日)
     史跡郡山城跡内でエクスカーション(体験型の見学会)を開催
柳澤吉里は学問好きで「文武之両道は士たる者の欠くべからざる義」とし、藩校では自ら講義も行ったそうですが、明治の初めに開校された郡山予備校を前身とする県立郡山高校が「文武両道」を教育の大きな柱としていることと何らかのつながりがあるのでしょうか。いずれにしても全国の旧藩主の方々が勢揃いする本大会は壮観です。