令和8年3月 近鉄郡山駅に特急が!


大和郡山市長
今年3月14日のダイヤ変更により、平日のみの運行ですが「天理発大阪難波行き特急」が新設され、近鉄郡山駅に停車することになりました。午前7時00分近鉄郡山駅発、同7時43分大阪難波着。大阪方面への通勤にぴったりと歓迎される方も多いのではないでしょうか。郡山に特急が停車するのは何とこれが初めて!今回は早朝のこの1本だけですが、利用状況により増便されることを願っているところです。
近鉄郡山駅は大正10(1921)年4月1日、大阪電気鉄道株式会社(今の近畿日本鉄道)西大寺・郡山間の開通により、営業を開始しました。当初の駅は「郡山城鉄門(くろがねもん)跡の東に、枕木を積み並べただけのものであった」(『ふるさと大和郡山歴史事典』より)そうです。
この鉄門跡というのは市役所から北、郡山高校の正門に向かって踏切を渡ってすぐ右手に現れる石垣で、関ヶ原戦後は他の建造物とともに伏見城再建の資材として持ち去られましたが、元和5(1619)年10月、郡山城主として松平忠明が入部した時、幕府 の命により伏見城から逆に移築された建物のひとつだそうです(上掲書)。
どのあたりに枕木が並べられたのでしょうか。翌大正11年4月、郡山・平端間の開通とともに駅も今の場所に移転をしました。今進めている近鉄郡山駅の移設はそれ以来100 余年ぶりの事業ということになります。
一方大河ドラマ『豊臣兄弟!』が始まり市内を訪れる方も日に日に増えています。これまで秀長さんゆかりの地は、可能な限り、歩いて巡っていただければありがたい、と伝えてきましたが、近鉄郡山駅では豊臣家の家紋「桐紋」をあしらった藍染めの装飾が施され、JR郡山駅でも駅構内の装飾がこれから施されます。
近鉄、JR 西日本ともに「秀長の輪」のヘッドマークを先頭車両に取り付けた列車の運行が企画されるなど、両社との連携をより一層深め、郡山の城下町をゆっくり楽しんでいただける環境づくりを進めてまいりますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

更新日:2026年03月01日