令和7年11月 「お買い物支援について」

更新日:2025年11月01日

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上田清

大和郡山市長

日本の自動車生産台数が世界第1位となり、東京-博多間が6時間40分で結ばれるなど、その後のバブル景気を予感させるような昭和55(1980)年、近鉄郡山駅近くに開店したのが「西友」でした。

「アピタ大和郡山店」や「イオンモール大和郡山」はまだなく、市内唯一の複合商業施設として地域のみなさんや通学の学生さんにも愛され賑わっていましたが、35年後の平成27(2015)年に閉店となり、市内に衝撃が走りました。

その後同年11月、建物を活用して再オープンしたのが「アスモ大和郡山」で「明日も」お越し下さいという願いが込められた名称でした。 4階以上が閉鎖になったことは残念でしたが、生活に身近なお買い物の場として多くの方々にご利用いただいてきたところです。

しかしながら、当初の完成からすでに45年が経過し老朽化が進むなか、いよいよ始まろうとしている近鉄郡山駅周辺まちづくりの一環として、移設を予定している新駅の前に位置するこの建物は解体され、その跡地に新しく店舗付公共駐車場を建設することになったのです。

予定通り行けば、今年の12月から解体工事が始まり、令和10年度中に新しい施設がオープン、子育て世代活動支援センターも併設する予定です。

この計画が公表されると同時に、あちこちで聞かれるようになったのが「どこで買い物をしたらいい?」というお声でした。 そこで、まちなかで頑張る地元店を応援したいという思いも込めて、まずは近鉄郡山駅周辺で食料品や加工品、衣料品、文房具、書籍、薬品、化粧品、雑貨などを販売する店舗を紹介する「お買い物マップ」を作成、配布。地元店スタンプラリーも実施し、12月には第1回抽選会を行う予定です。

あわせて市役所交流棟「みりお~の」南側では10月28日から火曜日と金曜日の毎週2回、移動スーパーの運行が始まりましたが、お客さまの状況に応じて、運行回数など柔軟に対応するとともに、その他の方法で日々のお買い物を応援できないか、いろいろと探っていきたいと思います。

なお、新しい施設の整備と並行して、三の丸駐車場も来年5月頃から解体される予定となっており、今後情報発信に努めていきたいと考えています。 ご理解いただきますようお願い申し上げます。