令和7年8月 「50回目の喜怒哀楽」

更新日:2025年08月01日

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市長てくてく城下町タイトル
上田清

大和郡山市長

令和7年8月3日(日曜日)DMG MORI やまと郡山城ホールで50周年記念「わたぼうし音楽祭」が開催されます。

チラシに書かれている文章です。

障害のある人たちが書く詩は、生きることの喜びや哀しみ、いのちの尊さなどを歌っています。 そこには大切なものを見失いがちな、今の社会へのメッセージがあふれています。こうした喜怒哀楽をメロディーにのせて歌い、人と人、人と社会をつなぎ続けてきた「わたぼうし音楽祭」が、今年50周年を迎えます・・・。

主催は奈良たんぽぽの会。わたぼうしというのは風に乗ってたんぽぽの種を遠くに運ぶ綿毛(わたげ)のことで、初めてのコンサートは昭和50(1975)年に開催されました。

この時に発売されたのがLPレコード「みんな同じ空の下に生きている」で、私も購入して何度も聴いたことを覚えています。

特に懐かしいのが、好きな人と一緒にコーヒーを飲んでいると、手がふるえてコーヒーカップがカタカタ鳴ってしまって・・・という歌です。

大切にしていたそのレコードですが、実はある時、電車の網棚に置き忘れてそのまま行方不明になってしまいました。今も本当に残念!です。

翌昭和51年に「全国わたぼうし音楽祭」が開催され、今年記念すべき50回目を迎えた訳ですが、その間、国内はもとよりアジアやアジア太平洋地域にネットワークは広がっていきました。

音楽祭のフィナーレはいつも感動的で、出演者と会場のみんなが舞台に集まって繰り返し、繰り返しテーマソングの「わたぼうし」を歌うのです。

誰かが摘んでたわたぼうし
フーッと息をかけてごらん
風に吹かれて飛んでった
フンワリフワフワ フンワリフワフワ
どこまでも根をおろせ

50回目の喜怒哀楽。どんな作品がそれぞれの賞に選ばれるか。今年も楽しみです。