令和6年7月 『楽しもう大和郡山』 ~ 学びも暮らしも~


大和郡山市長
市の内外から多くの学生が学ぶ奈良高専(国立奈良工業高等専門学校)のあるまちの取り組みとして昨年から始まった「大和郡山ソリデール」。
奈良高専の学生と貸主になっていただく世帯の同居を市が応援する事業ですが、「ソリデール」はフランス語で「連帯の」を意味します。
空き部屋を間借りすることで、ほどよい距離感の「新しい暮らしのかたち」と若い人との「連帯」を互いに確かめあうこの事業は、2003年に起きたヨーロッパの熱波によってパリ市内で約1万5千人の高齢者が亡くなったことをきっかけに、高齢者の孤独死をなくすことを目的に始まり、2022年現在で4500組以上の同居実績があるそうです。
国内では多くの学生が集うまちの特色を活かし「京都ソリデール」が平成28年度から、「京田辺ソリデール」が令和3年度からスタート、本市の取り組みはこれらに続くものです。
受け入れの条件は、月額2万円の家賃で空き部屋の提供が可能であること、台所やトイレ、浴室などの共同利用が可能なこと、食事の提供は不要などとなっています。
この事業を活用し、自宅の一室を提供していただく貸主世帯には、家賃や光熱水費の一部として月額5000円の補助金を交付させていただきます。
ある学生さんと貸主の方の感想です。
貸主A さん
毎日頑張っている姿を見ると元気をもらえます。これからも将来を担う若者を応援していきたいと思っています。
奈良高専生B さん
奈良高専でも知名度が上がってきています。ぜひこのプロジェクトに興味を持つ方が増えれば嬉しいです。
説明会があります。興味のある方は是非、お話だけでも聞きに来ていただければと思います。
日時: 令和6年7月13日(土曜日)10時~11時半
場所:奈良高専本館2階 地域創生交流室
問い合わせ: まちづくり戦略課
公民連携空き家利活用推進室
電話 0743ー53ー1759(直通)
更新日:2024年07月01日