平成30年1月1日 市長年頭挨拶「魅力あふれる元気城下町づくり」


大和郡山市長
数年をかけて取り組んできた郡山城天守台の整備も一段落し、昨春完成した天守台展望施設が人気を博しています。
最近は外国人観光客の熱心な姿も見られ、パンフレットもさまざまな言語に対応中。
「石垣の語り部」は大忙しです。
念願の「続日本100名城」に選ばれたことをしっかり受けとめるとともに、城跡だけでなく、たとえば昨年耐震化工事を終え新春に再オープンする「町家物語館」を含め、郡山城下町の奥深い魅力を幅広く発信していきたいと考えています。
年末には、横浜市で開かれた「お城EXPO」に参加し、全国のファンと交流を深めてきました。
郡山が誇る金魚については「金魚マイスター」が活躍いただいていますが、県と協定を結び進めている近鉄郡山駅周辺のまちづくりを考えるワークショップでも、老若男女、熱い議論を重ねていただきました。基本構想の「城下町の風情を活かし、いきいき暮らせるまちづくり」をふまえた基本計画の策定が今年のテーマです。
主役は市民。キーワードは公民連携。
ますます楽しみです。
一方、昭和工業団地では、市と工業団地協議会が連携し、横のつながりを取り戻すべく、昨年は企業合同面接会や運動会を開催。
昭和工業団地の可能性はこれまで以上に高まりつつあります。
そのほか郡山城跡公園の整備、市役所庁舎の建て替え、清掃センター運転管理の民間委託、城廻り線街路の整備、矢田認定こども園の開園など、事業は多岐にわたりますが、知恵やアイデアを結集し、リニアに乗って訪れてみたくなる魅力ある元気城下町づくりに、引き続き取り組んでまいりますので、本年もよろしくお願い申し上げます。
更新日:2021年03月19日