平成30年10月 保育士さん集まれ!!~市長てくてく城下町


大和郡山市長
生涯現役を貫き、4年前に104歳で亡くなった詩人まどみちおさんの作品『ぞうさん』。
先日、0歳児でも楽しめる!動物コンサートが城ホールで開催され、多くの子どもたちで賑わいましたが『ぞうさん』が何度も登場していました。
まどみちおさんの言葉です。
鼻が長いと言われればからかわれたと思うのが普通ですが、子象は「お母さんだってそうよ」「お母さん大好き」と言える。素晴らしい。人の言うことに惑わされて自分の大切な部分を見失ってしまうのは残念。
『一年生になったら』などを通じ、温かいまなざしで子どもたちを励まし続けたまどさんはこんな言葉も残しています。ちがっても仲良くしようではなく、ちがうから仲良くしよう。
さて、乳児期や幼児期をどうすごすか。その大切さがあらためて指摘され、注目されています。
そうした中、政府は来年10月以降、幼児教育・保育について無償化(送迎費・食材費・行事費など実費負担分は対象外)すると発表しました。
詳しいことは未定で、年末までに具体的な制度やしくみ、スケジュールが示される予定ですが、まさに画期的な取り組みではないでしょうか。
しかし、一方で大変深刻化しているのが、実は保育士さんの不足なのです。
そこで『保育士さ~ん!!あつまれ~~!!』。
市では公立保育園・認定こども園の保育士・保育教諭(臨時職員)を募集しています。
保育士資格や幼稚園免許をお持ちの方。経験を活かしてもう一度子どものいる職場で働いてみませんか?もちろん、資格や免許を取得見込みの方も大歓迎。いつでもこども福祉課へ(窓口119)。
『ぞうさん』の歌声が響きあうまちであり続けたいですね。どうぞお力をお貸しください。
更新日:2021年03月19日