平成24年12月 新たなご縁 ~市長てくてく城下町


大和郡山市長
今年7月に名古屋側が開通した「大和まほろばスマートインターチェンジ」。利用する車も多く好評で、昭和工業団地(パーク)の立地条件を飛躍的に高めるとともに、安堵町や川西町とともにめざす「まほろば工業パーク」の設立など、さまざまな取り組みにつながろうとしています。
古事記1300年紀にちなんで提案したインターチェンジの名称「大和まほろば」が、産業だけでなく、観光の面でも大きな役割を果たしてくれることを、心から期待しているところです。
一方、古事記1300年紀事業の一つとして進めてきた『水木十五堂賞』の受賞者が選考委員会により決定され、公表の運びとなりました。
記念すべき第1回水木十五堂賞に輝いたのは、テレビなどでもおなじみの荒俣宏さん。
昭和22年、東京生まれの荒俣さんは、博物学者、図像学研究家、小説家、収集家、神秘学者、妖怪評論家、翻訳家、タレントなどなど数え切れない顔を持ち、大変幅広い活動で有名です。
貴重な文化財や資料の収集を通じて研究を深め「大和の水木か、水木の大和か」と称賛された水木要太郎氏のイメージと重なり、まさに現代の語り部にふさわしい方が選ばれたと受け止めています。
来年2月には表彰式と記念講演会を予定していますが、若いころ、魚とのふれあいを目的に(現)マルハニチロホールディングスに入社したという荒俣さん。
金魚にも関心がおありだそうで、新たなご縁を通じ、本市の魅力を発信したいと考えています。
更新日:2021年03月19日