大和郡山市水道のあらまし

更新日:2021年03月19日

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昭和17年に撮影された水道局庁舎入口の写真

昭和17年 水道局庁舎

昭和20年に撮影された近鉄郡山駅前に何台かの車が走っている写真

昭和20年 近鉄郡山駅前

昭和40年に撮影された給水タンク車からの給水を受けている人々の写真

昭和40年 給水タンク車からの給水

 大和郡山市は、大和平野の北部に位置し、大和川流域に広がる田園地帯と西部に矢田丘陵からなる恵まれた自然豊かな城下町です。
 市域は東西9キロメートル、南北7キロメートルに広がり市北部は、平城宮跡や薬師寺に接し、南西部は、法隆寺、法起寺などの寺院が近くに存在しています。また地場産業としては、金魚の生産に取り組み、全国シェアは第1位となっています。昭和40年代には、南部に大規模な昭和工業団地が造成され、大阪市や京都市への通勤上の利便性から、京阪神のベッドタウンとしての人口が急増してきました。

 本市水道事業は、昭和13年3月、旧郡山町を区域として、上水道を創設した後、昭和17年4月に給水を開始しました。昭和27年5月には目標計画年次を昭和33年度と定め、計画給水人口33,000人、計画一日最大給水量一日あたり6,200立方メートルで第一次拡張事業に着手しました。昭和29年に町から市となり、昭和33年4月に第2次拡張事業に着手、また昭和37年には行政区域外(当時の安堵村)への一部給水を開始し、昭和40年頃から宅地開発がさらに進み、昭和44年に給水人口が5万人を突破しました。
 それ以降も人口や生活様式の多様化による水需要の急増に対処するため、3度の拡張事業を実施してきました。また、本市の水源は地下水に依存してきましたが、高度成長期の水需要の増加と地下水の揚水量が減少したため、昭和50年7月から不足分を補うため、奈良県営水道からの受水を開始し、その割合は現在では必要水量(配水量)の53%を占めており、渇水期でも断水することのないよう安定供給に努めています。また、将来にわたって市民生活に欠かすことのできない「安全で安定」した水道水を効率的に供給するため、平成10年12月に第6次拡張事業の認可を受け、計画的な整備をしています。

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