第1回 水木十五堂賞 受賞者の紹介

更新日:2021年03月19日

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第1回 水木十五堂賞の受賞者は、作家、収集家、博物学者、評論家、翻訳家として多方面で活躍されている、荒俣 宏氏に決定しました。

受賞者紹介

屋内で、スーツ姿のメガネをかけているご年配の男性が腕を組んで映っている写真

(上写真) 荒俣 宏 氏

あらまた ひろし
荒俣 宏

昭和22年生まれ、東京都出身。
慶応大学法学部卒業後、日魯漁業(現マルハ・ニチロ)に入社、コンピューター・プログラマーとして10年間のサラリーマン生活をおくり、その間に、英米の幻想文学などを翻訳しつつ、評論も展開。

独立後は、翻訳、小説、博物学、神秘学などジャンルを越えた執筆活動を続け、その著書、訳書は300冊を超える。また、マスメディアにおいても評論家、コメンテーターとして活動。

代表作には、古今の生き物に対する博物学の集大成といえる大著『世界大博物図鑑』(全7巻 平凡社、サントリー学芸賞受賞)、シリーズ500万部の大ベストセラーとなった『帝都物語』(全6巻 角川書店、日本SF大賞受賞)などがある。

収集家(コレクター)としても有名で、「世界大博物図鑑」執筆の資料となった博物学の古書をはじめ、膨大な数の書籍、原画などを収集。

選考理由

博物学者、作家、評論家など、幅広い分野で活躍されるとともに、様々な資料等の蒐集を行われ、現代の『生き字引』にふさわしい博識でもって社会に貢献している。

荒俣 宏氏 受賞コメント

「偉大なコレクターであり、博識をもって知られる水木先生の名前を冠した賞をいただけるのは生涯の光栄であります。ガラクタとけなされ続けた妻に、大きな顔ができます。ありがとうございます。」

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