第10回 水木十五堂賞 受賞者の紹介

更新日:2022年02月15日

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微笑む第10回受賞者小泉和子氏

受賞者紹介

こいずみ かずこ
小泉 和子

1933年 東京都生まれ
1958年 女子美術大学洋画科撰科終了
1971年 生活史研究所設立
1982年 有限会社小泉和子生活史研究所設立
1986年 東京大学工学部建築学科建築史研究室で学び工学博士号取得
2000から2007年 京都女子大学教授

選考理由

昭和時代の庶民の暮らしを今に伝える家具・什器をはじめとする生活用品や衣類、寝具、玩具、教育用品、衛生用品など1万点以上保有し、自らが暮らした家を含め博物館として公開されており、昭和の庶民の暮らしを後世に残すことに貢献されています。

小泉 和子 氏 受賞コメント

もっとも残りにくいのが庶民のくらしです。そこで昭和26年に住宅金融公庫の融資を受けて建て、我が一家がくらしてきた茅屋が無人になったので、家財ごと一切を残しておこうと考えて、無謀にも平成11年に「昭和のくらし博物館」として公開することにしました。コレクションではありませんが、経済成長期以前の昭和のくらしが、そっくり活きた形で残っています。この家で母がやってきた家事についても記録映画「昭和の家事」として残してあります。こういう仕事に目をとめて下さってありがとうございます。

主な所有品

昭和時代の庶民の暮らしを今に伝える生活用品など1万点以上

和裁の道具
ままごと道具と羽子板
茶の間

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