令和5年11月『はつらつ じゅんけい号』

更新日:2023年11月01日

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市長てくてく城下町タイトル
上田清

大和郡山市長

ようやく秋らしくなった令和5年10月14日、南部公民館で高齢者の移動支援を担う『はつらつ じゅんけい号』の出発式が行われました。
市が無償で貸し出す車両を地域のボランティアの運転により、青葉台地区をモデルケースとして最寄りのスーパ-まで送迎するしくみで、一昨年スタートした矢田地区の『おでかけGO』に続く取り組みですが、地元の誇り筒井順慶のイメージを生かした明るく元気が出るネーミングで、多くの方々に利用いただくことを期待しています。
お世話をいただいた筒井地区社会福祉協議会をはじめ関係の皆様に心から感謝申し上げます。
一方、平成15年から運行が始まったコミュニティバス『元気城下町号』は必要に応じて路線の見直しやバス停を新設しながら、3路線となって15年以上となりますが、民間の路線バスを取り巻く環境が大きく変化するなか、地区社協を中心に誕生し、育ちつつあるのが矢田や筒井における移動支援事業ということになると思います。
行きたいところ、用事があるところに移動すること、移動できること、それは日常生活においてとても大切なことではないでしょうか。
そこで、市役所内に公共交通のあり方検討委員会を設け、外部の意見も取り入れながら、本市の実情にあった公共交通のあり方を具体的にお示しできるよう議論を重ねているところです。
コミュニティバスの再編、デマンド交通、AIの活用、そして地域における移動支援、さらにはそれらの組み合わせなどなど、持続可能なことを条件に、取り組んでいきますのでご理解ご支援のほどお願い致します。
いずれにしても、基本となるのは地域における支えあいや助けあいであり、高齢者に限らずさまざまな方々の移動支援を通じて、地域のつながりや絆が深まることを心から願っています。