令和5年6月 『みりお~の』をどうぞよろしく

更新日:2023年06月01日

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市長てくてく城下町タイトル
上田清

大和郡山市長

昨年春に完成した市役所新庁舎に続いて、庁舎の南側で進めていただいていた交流棟と駐車場の建設・整備工事は順調に推移し、6月末の完成が楽しみとなってきました。

新しく誕生する交流棟は2階建てで、ガラス張りの明るい1階には金魚マイスターによる金魚の紹介コーナーや親子たんとん広場、障害者団体による福祉ショップ、簡単なカフェとしてもご利用いただけるスペースも用意しています。

2階には講演会などにもご利用いただける交流ホールと交流ルーム(2室)を設けることにより、市外からの来訪者も含めた幅広い交流の場となることを期待しています。

市内の障害者福祉作業所の関係者が力を合わせて運営をいただく福祉ショップの名称は、障害者自立支援協議会のみなさんでアイデアを出しあい最終的に『百壽橋商店ーみりお~のー』と決まりました。昭和の初め、市民から寄附をいただいた百壽橋(歩行者専用となります)を渡ると正面に交流棟があることから、『百壽橋商店』という、歴史をふまえた素敵な名前です。

一方、『みりお~の』は聞き慣れない言葉ですが、今から140年近く前、国際補助語をめざしてポーランドのザメンホフが考案したエスペラント語に由来していて、「百万」を意味します。

英語のミリオンが元になっているのでしょうが、もちろん百万石の城下町を意識したものです。

やわらかい響きで、親しみも感じられますので交流棟の愛称としても使うことになりました。

交流棟『みりお~の』の誕生です。

エスペラント語は昔、少しだけかじったことがあり、わずかにひとつだけ覚えているのがMi estas kato(ミー エスタス カート)私は猫です、つまり「吾輩は猫である」。

新たな場で交流の輪が広がることを心から期待しています。