令和5年1月 市長年頭挨拶 誇れるまちをめざして

更新日:2023年01月10日

ページID 12492
市長てくてく城下町タイトル
上田清

大和郡山市長

明けましておめでとうございます。
さて昨年11月10日、郡山城跡が国史跡に指定されるという嬉しい知らせが届きました。
傷みが激しく立ち入り禁止となっていた天守台石垣の発掘調査、一部解体、修復、展望台の建設などと並行し進めてきた城跡全体の国史跡指定の申請に向けての作業が、多くの専門家や関係者の熱意とご尽力のおかげで、およそ10年がかりで実を結ぶことになったのです。ご支援いただいた全ての方々に心から感謝申し上げます。
今年は、甲子園球場がすっぽり入る広大な城内学舎跡地や西公園などの整備も本格化し、来年春には歴史公園として生まれ変わる予定ですので、どうぞご期待ください。
一方、新庁舎の建設については、昨年春の本棟竣工に続いて、旧庁舎跡地に交流棟(2階建て)の建設が順調に進んでいて、今年7月にグランドオープンの予定です。
交流棟の1階には本棟1階の金魚水槽を移設するとともに、市内の福祉作業所の製品を販売するコーナーや親子たんとん広場、簡単な飲食のスペースを設置。2階には交流のためのホールや部屋を設けますが、観光客にもご利用いただけるよう休日も開く予定ですので、ご活用ください。
観光客や来訪者の玄関、近鉄郡山駅周辺の整備については県の協力を得て検討を進めてきましたが、駅の移設については近鉄も交えて役割分担や費用負担等について定める三者協定を今年度内に締結、事業が本格化することになりました。
ご理解、ご協力をお願い申し上げます。
今年もシビックプライド(まちに対する市民の誇り)を大切にするまちづくりを進めるとともに『つながり』やホームページ、LINEなどを通じた情報の発信をより一層進めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
今年もあらためて、力を合わせて前へ!