令和3年5月 無名橋から夢名橋へ~名付け親プロジェクト~

更新日:2021年05月06日

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市長てくてく城下町タイトル
上田清

大和郡山市長

市内には市が管理する292もの橋がありますが、その8割に名前がついていないと知った時、小学校の子どもたちに無名橋の名付け親になってもらってはと提案したことから、プロジェクトはスタートしました。
3月議会で予算も承認いただき、まず各小学校ごとに数橋の無名橋を選定、橋を担当する管理課の若手職員が出前授業に出向いて、市の道や橋、川などのようすを日々チェックしている管理課のしごとや、名前のない小さな橋に名前を付けてもらうことを通して、地域のことをみんなに知ってほしいという思いで始まった名付け親プロジェクトについて説明した後、
そもそも橋って何だろう?
橋の始まりは?
橋の名前はどのように付けられているのだろうか、
など、みんなで考えたり、調べたりしながら、夏休みを目途に、実際に名前を付けてもらうことになっています。
名前が決まれば、金属製の銘板を発注し、橋に取り付けますので、子どもたちにとっては一生の思い出になるのではないでしょうか。
シビックプライド、つまりまちに対する誇りは決して大人だけのものではなく、子どものころから育むことがとても大切だと思うのです。
このプロジェクトは、ふるさとのことについて学ぶ「郷育」のひとつと位置づけています。
一方、中学校ではそれぞれの地域の魅力を英訳し、それこそ世界に向けて発信するプロジェクトが始まりますが、この試みはいろいろな人や地域と響き合う「響育」のひとつと位置づけました。
「郷育」と「響育」子どもたちの頑張りを見守っていただきますように。