平成29年4月 青い光に包まれて~市長てくてく城下町

更新日:2021年03月19日

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市長てくてく城下町
上田清

大和郡山市長

 昨年6月26日市社会福祉会館で奈良県自閉症協会の平成28年度総会が開催され、今回も参加させていただいたのですが、毎年4月2日が2007年に国連で定められた「世界自閉症啓発デー」で、この日にあわせ、さまざまな建造物や記念碑を青い光で包む「ブルーライトアップ」が世界各地で行われていることを初めて知りました。
 「自閉症の人たちの生きにくさに少しでも気づいて」と、2010年にアメリカで始まったこの運動は、世界147か国に広がり、日本でも翌年の兵庫県を皮切りに、大半の都道府県で行われているそうですが、残念なことに奈良県ではまだ実施されていないとのこと。それではということで、今年の4月2日(日曜日)郡山城天守台で「ブルーライトアップ」が実現することになったのです。当日は午後6時から9時まで、天守台展望施設が青い光に包まれます。
 協会のポスターには「青でつたえたい私たちの想い」「青いものを身につけてご参加をお待ちします」とありますが、心が癒やされるといわれる「青い光」が増えるとともに、自閉症の人がよりよく生きやすくなりますようにという願いがこめられた「ブルーライトアップin郡山城天守台」にご協力をお願い申し上げます。
 展望施設はこの3月26日にオープンしましたが、400年前にタイムスリップして楽しんでいただく場としてだけではなく、幅広い発信の場としても活用していただければと考えているところで、4月15日(土曜日)には「1時間限定 郡山城主」に応募いただいた4グループが「ジャグリング」「サイエンスショー」「金管五重奏」「アイドルコピーダンス」をそれぞれ披露していただくことが決まりました。是非、お出かけください。