平成29年8月 歌劇「ちゃもり」~市長てくてく城下町

更新日:2021年03月19日

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市長てくてく城下町
上田清

大和郡山市長

 5年前『古事記1300年紀』にあわせてデビューした市民劇団「古事語り部座」。
 デビュー作は古事記を素材にした『ふることぶみ』、2作目は歌舞伎『義経千本桜』のルーツといわれる源九郎稲荷神社などを舞台にした『郡山千本桜』で、いずれも大好評でした。
 語り部座の座長は演出家の松村武さん。テレビなどで活躍する八嶋智人さんと劇団「カムカムミニキーナ」を旗揚げした松村さんが郡山の出身ということでお願いしたのですが、毎週のように東京から駆けつけ、稽古を見てもらっています。
 そして今年の3作目が歌劇『ちゃもり』~興正菩薩叡尊異聞~。叡尊さんは鎌倉時代、衰退していた西大寺を復興するとともにハンセン病の救済や社会事業などでも活躍したお坊さんで、市内白土町の出身ということから依頼をしたのです。
 ノコギリ音楽で世界的に有名なサキタハヂメさんが音楽を担当しています。
 西大寺で行われる「大茶盛」(おおちゃもり)は叡尊さんの発案で、お茶をみんなで回し飲む「一味和合」の精神が今も伝えられているといいます。
 松村座長が描き出す独特のユーモアと人間味、笑いと涙、想像力を膨らませる歌と芝居、楽しみです。チラシにはこう書かれています。「そうであったかもしれへん」異聞創作の物語。
 上演の予定は次のとおりです。

大和郡山公演

DMG MORIやまと郡山城ホール 電話番号0743-54-8000
平成29年9月2日(土曜日)17時00分~・9月3日(日曜日)14時00分~

大阪公演

近鉄アート館(あべのハルカス内)・チケットセンター 電話番号0570-023-300
平成29年9月23日(土曜日・祝日)17時00分~・9月24日(日曜日)13時00分~