平成28年8月 ここにも金魚が!~市長てくてく城下町~

更新日:2021年03月19日

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市長てくてく城下町
上田清

大和郡山市長

 普段、何げなく使っていながら、いざとなると説明しにくい言葉がよくあります。
 たとえば「マンホール」。もとは英語だそうですが、どんな役割を果たしているのでしょうか。
 早速調べてみると「地下の下水道や埋設された電気・通信ケーブルなどの清掃・点検のため、人が出入りできるよう地面にあけられた穴」とありました。英語のmanholeman(人)とhole(穴)を組み合わせた語だと聞けば、納得です。
 そのマンホールの蓋(ふた)には地域の観光名所や名物ご当地キャラクターなどを描いたカラフルなものも数多く、愛好家の間で喜ばれてきたのですが、最近、若者たちにも人気が広がってきました。
 そうした中、さまざまなデザインの由来などを美しい写真とともに紹介する「マンホールカード」が企画され、この春第1弾として全国28の自治体から30種類のカードが発行されたのに続き、第2弾として大和郡山市を含む40自治体から44種類のカードが本年8月1日に発行されることになりました(企画は、これからの下水道について皆で考えるために設立された全国ネットワークの『下水道広報プラットホーム』。カードの配布は上下水道部下水道推進課窓口で行います)。
 本市のマンホールはもちろん「金魚」!
 「わが町」という言葉を添えた金魚の姿を身近なところでご覧いただいたこともあるかと思いますが、カードには、安全に鑑賞していたくために選んだマンホール1か所の位置情報が記載されていて、訪ね歩きのお役に立つことでしょう。
 なお、マンホールに専用の器具やテントを取り付けると災害時のトイレになることから、防災用として本市では毎年計画的に購入していますが、マンホールにはそうした機能があることもお知りおきいただければと存じます。