平成27年1月1日 市長年頭挨拶「61年目のスタート」

更新日:2021年03月19日

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市長てくてく城下町
上田清

大和郡山市長

 あけましておめでとうございます。
 さて昨年は、市制60年を祝う事業にご支援、ご協力をいただき誠にありがとうございました。
 フィナーレとして11月に開催したシンポジウム「大和郡山の未来 人の未来」では、私たちの地域やふるさとに対する誇りを持つことの大切さを確かめあうとともに、とりわけ奈良県、そして郡山が世界の目から見ても奥深い魅力にあふれていることを再認識することができました。
 この直前、近鉄郡山とJR郡山を含む中心市街地を対象に「歩いて暮らせるまちづくり」を進めるため、県と市の双方でアイデアや智恵を出しあおうというまちづくり協定を締結したのですが、豊かな歴史や伝統に包まれた城下町に、夢と誇りと自信を持つことからスタートしたいと、あらためて強く感じた次第です。
 もちろん、市内各地域の魅力や特性を活かしたまちづくりも、引き続き進めてまいります。
 また、未来を担う子どもたちの「食」に対する関心が年々高まるなか、本市では今春から中学校の給食がいよいよスタートします。
 現在、国の支援をいただき、学校給食に地場の食材をできるだけ利用しようというモデル事業に取り組んでいますが、生産者と消費者という枠組みを越えた思いはつながりつつあり、楽しみです。
 一方、インフラ整備では今春完成する(仮)郡山ジャンクション。その命名に際しては地域の歴史やゆかりも大切にしてほしいと要望しているところですが、それこそ夢と誇りと自信を共有したいと思います。
 今年もみなさま、お元気で。