平成27年6月 ごきんぎょ づきあい しませんか?!~市長てくてく城下町

更新日:2021年03月19日

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市長てくてく城下町
上田清

大和郡山市長

 平成25年2月、このコーナーで、1歳と3歳のお子さんを育てる若いご夫妻が、築100年の古民家を大改造した上で、大阪から市内治道地区に転入してこられたというニュースを紹介しました。
 本市への引っ越しを決断した理由をお聞きすると大阪への通勤が便利なこと(大阪などでは意外と知られていないようですね)、自然環境のすばらしさ、治道小学校の運動場が芝生であること、そして認定こども園があること、とのことでしたが、豊かな環境の中で子育てをしたいと思う人は「私たちのまわりでも結構いますよ」というお話に感動したことを今でもよく覚えています。
 この言葉をきっかけとし、翌平成26年4月に発足したのが「転入・定住・家族の絆応援助成金」のしくみで、その後盛んに言われるようになった地方創生のさきがけとなる取り組みだったのではないかと、自負しているところです。
 その内容は、若い世代の持ち家取得による本市への転入・定住を資金面で応援しようと1世帯につき20万円分の市内共通商品券を交付するとともに、義務教育終了前のお子さんひとりにつき5万円分、転入により三世代同居等となる場合には10万円分を加算するというものです。
 予測がまったくつかない中でのスタートでしたが順調に推移し、この4月、目標としていた100件をついに突破。100件目となったのは、八尾市から市内小泉町に転入されたご家族で、生後4か月のお子さんを交えてお会いし、商品券と記念の金魚グッズをお渡しました。「ずっとここで暮らしたい」というお二人の言葉が胸に響きます。
 今年度もすでに募集を始めています。
 身近なところでも是非、ご活用ください。

  • 「転入・定住・家族の絆応援助成金」制度については、以下のページをご覧ください