平成27年7月 金魚も子どもも生き生きと~市長てくてく城下町

更新日:2021年03月19日

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市長てくてく城下町
上田清

大和郡山市長

 今年の春もまた、わが家に金魚の子どもが誕生。
 もともと金魚すくい大会でもらってきた金魚が成長し、毎年産卵をするようになったのです。
 金魚は丈夫な生きもので、うまく飼えば10年あるいはそれ以上生きるとか。しかし金魚すくい大会の終了後、よく聞こえる会話が、
 子ども「金魚飼いたいなあ」
 親「ダメ!すぐに死んじゃうでしょ!」…。
 昨年開催した金魚サミットで、伝統産業を活性化するためには金魚を飼う文化を復活する取り組みが必要ではないかという話が出ました。
 これをきっかけに、この7月から『金魚マイスター養成塾』を開くことになったのですが、30人の募集枠が受付け開始40分で満杯に。
 金魚の魅力と人気を再認識した次第です。
 マイスターはドイツ語で名人のことですが、元気な金魚マイスターの誕生が楽しみです。
 一方、5月23・24日、関西国際空港で開催された「旅博(たびはく)」に本市が今年初めて参加し、地元の野菜とともに、金魚の魅力をアピールしました。
 その際、金魚の飼い方や水槽の選び方、注文の仕方など、具体的でわかりやすい案内や説明がいかに大切かをあらためて実感したところです。
 一方、これは人間の「子育ち」の話。この夏、地方創生に関する国の補正予算を活用し、子どもたちに本を購入してもらうため5,000円の商品券を配付することになりました(市内に住民登録がある小・中学生が対象。7月15日に発送予定)。
 推薦図書のリストも添えますが、ただ「本を読みなさい!」ではなく、こんな本がある、あの本が面白かったという、生き生きとした会話が少しでも広がればと期待をしています。