平成26年1月1日 市長年頭挨拶「市制施行60周年を迎えて」

更新日:2021年03月19日

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市長てくてく城下町
上田清

大和郡山市長

 あけましておめでとうございます。

 昭和29(1954)年1月1日、市制に移行した大和郡山市は、ここに満60歳の誕生日を迎えました。
 旧片桐村と合併して今の姿になるのは市制施行の3年後ですが、これまでの間、ふるさとのためにご尽力いただいた先人や諸先輩に深く感謝し、次の世代に語り継ぐべきことを大切にしながら、未来への扉を開く1年にしたいと考えています。

市制60周年ロゴマーク

 そうした思いを込めて、60周年のロゴマークは『故郷 元気城下町(やまとこおりやまし)発 人、まち、夢つなげて 未来行』という切符の形にしました。切符の有効期限は「明日がある限り いつまでも」…。
 切符にこだわるのは、今やほとんど忘れ去られようとしている厚紙のあの切符が、はさみの軽やかな音とともに夢を運び、人と人とをつなぐ大切な役割を果たしていたと思うからです。

 一方、インフラ整備も大きな節目を迎えようとしています。まずはこの春に全線開通予定の大和まほろばスマートインター。これに続いて(仮)郡山ジャンクション及び京奈和自動車道の整備。
 こうした状況を踏まえ、奈良県の、そして紀伊半島の『ど真ん中』を合言葉にリニア中間駅の設置に向け全力で取り組んでまいります。
 また、地元食材の活用をめざす新学校給食センターの建設や、400年ぶりとなる郡山城天守台石垣の修復も昨年から始まりました。
 そうした中、全国金魚すくい選手権大会も第20回を迎えます。これを機に、より多くの方々のご参加と市内での「民泊」を含む『金魚すくいツーリズム』を検討していますので、ご支援、お力添えをいただきますように。

 皆様のご健勝、ご多幸をお祈り申し上げます。