平成24年5月 こどもネットワーク大阪湾クルーズ ~市長てくてく城下町

更新日:2021年03月19日

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市長てくてく城下町
上田清

大和郡山市長

 今から3年あまり前、大和郡山市を含む西日本の8市1町の間で、災害時における相互応援に関する協定が実現したことを本欄でも報告しましたが、その後11市1町と輪が広がる一方、いざという時に応援活動がスムーズにできるよう、事前に職員を派遣・交流する動きも芽生えています。
 めざすは、まさに『顔の見える』応援協定。
 このネットワークの呼びかけ人である泉大津市が市制施行70周年を迎えるにあたり、協定市の小学5年生(関西の4市、1市あたり100名前後)を対象に、来る5月17日(木曜日)、泉大津港から阪九フェリーの「やまと」または「つくし」に乗船して関西国際空港、明石海峡大橋を巡るクルージングを企画し、本市も参加させていただくことになりました。
 船上では各市の紹介や代表による防災宣言、船内の見学、そして金魚すくい等のイベントが行われる予定で、防災や相互応援に関して、小学生のころから幅広い出会いや心のつながりが生まれることを期待したいと思います。
 なお、本市では古事記1300年紀事業のひとつとして、今語り継いでおきたいことを文章にまとめていただく「ふるさと語り部エッセイ」を募集しましたが、ネットワークの各市にも協力をお願いするとともに、昨年長期にわたって職員を派遣した宮城県東松島市にも協力いただきました。
 さらには、今年で姉妹都市締結20年目となる甲府市にも同様のお願いをする一方、このご縁を大切にするため、災害ネットワークへの参加を提案しているところで、幅広い交流や相互支援の流れを確かなものにしていきたいと考えています。