平成23年2月28日 新たな「パワースポット」の誕生

更新日:2021年03月19日

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市長てくてく城下町
上田清

大和郡山市長

 厳しい寒さが続いた2月。中旬には2度にわたって本格的な雪が降り、びっくりしましたが、郡山城跡で開催されている第8回「盆梅展」では、立派な120鉢の盆梅が春を呼び寄せようと、それぞれに頑張ってくれています。今年は東海方面からのバス・ツアーが発売されるなど、人気上昇中。是非、お出かけください(3月11日まで)。
 そうした中、いよいよ迫ってきました!
 平成23年3月17日(木曜日)午後3時。新紺屋町交差点から本町東交差点の北行き供用開始。
 最初の都市計画決定から62年、第1工区(柳町から矢田町通)のスタートから31年の時を経て、「藺町線」の全線開通です。
 3月6日(日曜日)にはプレイベントを行い、喜びを分かち合いたいと存じますが、ここにあらためて沿線の14町(自治会)の皆様をはじめ、関係者や数々の先人、諸先輩に敬意と感謝の意を表する次第です。誠にありがとうございました。
 この藺町線は、城下町郡山を縦貫する初めての道路であり、生活、物流、防災、観光など、幅広い分野で効果が期待されるだけでなく、周辺の道路への車の進入が減ることは確実で、その状況を見ながら、さまざまな工夫をこらし、地域の活性化を図るとともに、筒井順慶や豊臣秀長以降、積み重ねられてきた城下町づくりの営みや豊かな伝統、文化を受け継ぎ、それを未来につなぐ道路として、ともに大切にしていきたいと考えています。
 城下町風の白壁や本町交差点の火の見櫓、案内板や陶板の金魚などなど、小さな発見をしながら歩道を歩くのも、きっと楽しいはずです。