平成23年3月25日 東日本大震災

更新日:2021年03月19日

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市長てくてく城下町
上田清

大和郡山市長

 平成23年3月11日(金曜日)午後2時46分。
 この瞬間を境に、数え切れない方々の尊い命が失われてしまいました。
 亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災地域の一日も早い復旧、復興が着実に進みますよう、本市としても物心両面でさまざまな支援に取り組んでまいります。
 すでに、県の緊急消防救援隊に市消防本部から5名が参加し、救助活動を行う一方、職員2名と給水タンク車を派遣するなど、人的な支援は震災の直後から始まっていますが、あわせて市役所をはじめ市内公共施設18か所に募金箱を設置しましたので、よろしくお願いいたします。
 救援物資については、時間の推移とともに必要なものも変化していくでしょうから、状況を見ながら、現地で必要なものと、こちらで用意できるものがうまくかみ合うように、正しい情報の収集と発信に努めたいと考えています。
 さらに、市営住宅のうち4戸を被災者用として準備し、県を通じて希望者を募りますが、家族や親戚、知人や友人を頼って一時的にせよ、市内に移って来られる方も少なくないと予想されますので、温かく見守っていきたいものです。
 ところで、今回の大震災への対応について、海外では称賛の声が相次いでいると聞きました。全体として秩序が実にしっかり保たれていると。
 困った時はお互い様。小さい時から聞かされてきた言葉です。あらためて、人と人とが互いに支えあい、励ましあい、助けあいながらこの苦難を乗り越えていくしかないのではないでしょうか。
 被災者の皆さん、頑張ってください。