平成22年1月27日 郡山を歩こう!~フットパス~の試み

更新日:2021年03月19日

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市長てくてく城下町
上田 清

大和郡山市長

 昨年春、「大和郡山市ならではのフットパスをつくってみてはどうだろうか」と提案したところ、市の観光ボランティアガイドクラブや夢生きがいネットワークボランティアの皆様方のご尽力により、このほど『大和郡山を歩こう!』と呼びかける楽しい地図が完成しました。
 「フットパス」というのはイギリスで生まれたもので、里山や田園地帯、古い町並みなど、それぞれの地域に伝わるありのままの風景を歩いて「Foot」楽しむための小道「Path」を意味しますが、発祥の地イギリスでは全国を網の目のように走り、公共の散歩道として国民に愛されるとともに、「歩く」という文化が大切に受け継がれているのだそうです。160キロメートルも続く長い道もあるとか。
 最近は、わが国にもそうした考え方が広がりつつありますが、平城遷都1300年祭を迎えた今年、大和郡山版フットパスが、郡山の豊かな魅力を広く発信し、地元の皆様はもとより、県内外からも多くの方々にお越しいただくきっかけになればと、強く期待しているところです。
 検討を重ね、設定いただいたコースは次の7つ。

  • 金魚が泳ぐ城下町コース
  • 郡山城外堀めぐりコース
  • あおによし平城(なら)への道コース
  • 古代ロマン 額田部の里コース
  • 野の花の咲く道 環濠集落めぐりコース
  • 戦国武将の夢 三つの城めぐりコース
  • 自然豊かな矢田丘陵コース

 フットパスは行政が一方的につくるものではなく、地域や市民の方々によって育てられ、より魅力あるものとなっていきます。ご理解とご協力をお願い申し上げます。