平成20年1月1日 平成20年市長年頭挨拶

更新日:2021年03月19日

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市長てくてく城下町
上田清

大和郡山市長

金の俵の上に乗っているネズミの人形と3匹の白いネズミの人形の写真

 さて、今年は藺町線街路の整備をはじめ、城廻り線の立体交差化に向けての動き、西名阪自動車道と大和中央道の交点にインターを設置する構想やジャンクション建設事業の動向など、本市にとって大切な一年となりそうです。

 そこで昨年は、国や県のご協力を得て「地域交通のあり方勉強会」を発足させるとともに、郡山城址や旧城下町の将来像に関する勉強会なども立ち上げました。

 一方、本市には伝統的な農業と近代的な工業が共存するという特色があります。そこで、地域経済の活性化に向けて、農工商、学と民、行政の連携をより深めていきたいと考えているところです。

 豊かな歴史や伝統に彩られた本市には私たちが気づかない、さまざまな「魅力」があると、よく市外の方から指摘されます。そうした「魅力」はまさに「資源」であり、それらの再発見と新たなネットワークづくりこそ、これからの観光に必要な戦略なのではないでしょうか。工業や農業など、産業と観光をつなぐのもひとつの切り口かも知れません。

 皆様とともに、夢と誇りを持てるふるさとづくりを今年も進めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。