近商ストア、とくし丸、大和郡山市で住民の買い物支援に関する協定を締結しました

更新日:2022年12月23日

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移動スーパー「とくし丸」の運行による「公民連携買い物支援ネットワーク事業」に取り組みます

株式会社近商ストア(本社:大阪府松原市、代表取締役社長:上田尚義)と株式会社とくし丸(本社:徳島県徳島市、代表取締役社長:新宮歩)と大和郡山市(市長:上田清)は、買い物が困難となっている住民の生活機能を維持するため、移動スーパー「とくし丸」を通して住民の買い物を支援する協定(注)を令和4年12月22日に締結しました。

この取り組みは大和郡山市の公民連携買い物支援ネットワーク事業の一つです。本協定により、ハーベス大和郡山店周辺(大和郡山市)のお客さまのお宅を個別に訪問している移動スーパー「とくし丸」近商ストア8号車が、地域コミュニティの中心である公民館等の公共施設敷地を使用して販売することが可能となります。

現物を「見て・触って・感じて・選んで」いただくことができる「とくし丸」の運行を通じて、より多くの方に「お買い物」の楽しみを感じていただければと考えています。

(注)大和郡山市、株式会社近商ストア及び株式会社とくし丸による住民の
      買い物支援事業に関する協定書

協定書の写真

左から    株式会社近商ストア             代表取締役社長  上田尚義
               株式会社とくし丸                 代表取締役社長  新宮 歩                    
               大和郡山市                            市長   上田 清

大和郡山市の買い物支援事業の概要

大和郡山市では、「安心して住み続けられるまちづくり」を目指して、2021年8月から「公民連携買い物支援ネットワーク事業」を実施しています。具体的には、公共交通空白地域において、徒歩で買い物が困難な市民への買い物支援策として、市・民間事業者・自治会の三社が相互連携し、地域の公園、公民館等の公共的空間を利用した移動販売を行っております。大和郡山市では、株式会社近商ストアの他に、株式会社ダイエーと市民生活協同組合ならコープと買い物支援にかかる協定書を締結しています。

詳細につきましては、下記ページをご参照ください。

 

株式会社近商ストアの概要

近商ストアは大阪・奈良・京都で37店舗のスーパーマーケットを経営する近鉄グループの会社です。株式会社とくし丸と提携して、2018年4月に奈良県生駒市で移動スーパー「とくし丸」の運行を開始しました。現在は、大阪市・堺市・奈良市などで22台(2022年9月)を展開しています。この「とくし丸」は、冷蔵機能を備えた軽車両に販売商品を積み込み、お客さまのお宅を個別に訪問して販売を行うため、お客さまに体調不良の兆候等があった場合は、地域の自治体や警察署と協力しながら、地域包括支援センター等に連絡、詐欺事件を防止する注意喚起をするなど一人暮らし高齢者の「見守り役」としても地域に貢献しています。

(1)市内運行エリア 大和郡山市(毎週1・2回、3ルート運行)

(2)運行台数 1台(近商ストア8号車)

(3)運行開始日 2020年8月26日

(4)商品積み込み店 ハーベス大和郡山店(大和郡山市高田町92番14)

(5)SDGsにおける期待される効果

SDGs11番『住み続けられるまちづくりを』   11.住み続けられるまちづくりを

  (買い物弱者への支援や地域高齢者の見守りの観点)

 

 

株式会社とくし丸の概要

とくし丸ロゴ株式会社とくし丸は、2012年に買い物難民を支援するために移動スーパー事業を開始し、
2016年5月からはオイシックス・ラ・大地の子会社となりました。

地域のスーパーマーケット140社と提携し、全国47都道府県で1,093台が走っています。
(2022年12月7日時点)

「とくし丸」車両は冷蔵機能を備え、約400品目1200点の生鮮食品・お惣菜・日用品等を
積み込み、お客さまのお宅を個別に訪問して対面販売を行います。

この記事に関するお問い合わせ先

まちづくり戦略課 公民連携空き家利活用推進室

郵便番号:639-1198
大和郡山市北郡山町248-4
電話:0743-53-1151(内線672・673・675)
ファックス:0743-53-1049

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