まちかどレポート410
まちかどレポート410 金箔瓦の再現と石州流茶道~大和郡山城とお城が伝えた文化~
(まちかどレポーター 丸山)
金箔瓦の再現と石州流茶道~大和郡山城とお城が伝えた文化~(平成27年7月10日掲載)
7月4日(土曜日)、郡山城跡の追手門櫓・茶華道室で郡山城跡愛好会主催の歴史文化講演会が開催されました。
当日の講師は帝塚山大学の清水昭博教授と石州流宗家の川本宗秀教授です。清水先生は「金箔瓦の再現と瓦の歴史」、川本先生は「お茶の歴史と石州流のお茶」と題して、それぞれ特徴があり、面白く、かつ分かりやすいお話をしていただけました。
雨天の中、来場された40名の皆さんの多くの方々が、「追手門櫓の中でよい体験をしました。勉強になった、楽しかった。」と喜んでおられました。428年前の秀長公の時、紀州根来寺の山門が郡山の当地に運ばれました。現在、昭和時代に再建された追手門の茶華道室で秀長公時代にタイムスリップし楽しい時間を過ごすことができました。
郡山城跡愛好会では、今年の秋(10月)に、2回目の歴史文化講演会を開催されるそうです。
会場は全て窓を開き、雨後の爽やかな風が会場内に入り、櫓内の雰囲気はすばらしい。
会場は熱心な方々が多く、通路部分にパイプ椅子を並べて聴講していただきました。
写真の右が再現予定の瓦です。
清水先生の説明は明確で分かりやすいとの感想が多かった。
川本先生の展示品の説明はユーモアたっぷりでした。
川本先生は平易に誰もが理解できるように、茶の歴史と基本事項を説かれました。
珍しい展示品に魅入る参加者。
展示品。発掘された各地の瓦。
歴史文化講演会の会場となった追手門茶華道室。
更新日:2021年03月19日