まちかどレポート416

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート416 源九郎稲荷神社 雨の夕涼み大会

(まちかどレポーター アライ)

源九郎稲荷神社 雨の夕涼み大会(平成27年9月3日掲載)

8月29日・30日、洞泉寺町の源九郎稲荷神社一帯で第5回「夕涼み大会」が行われました。毎夏、自治会長さんご夫妻や有志のメンバー、近隣の方たちが一丸となって神社隆盛のために注力されている奉納イベントです。

源九郎稲荷神社の境内の写真
源九郎稲荷神社の境内の写真その2

今回、特に29日は「義経・与一・弁慶・静合同サミット」が開催されたこともあり、29日・30日両日とも悪天候ながら神社へは多くの来訪者がありました。奉納イベントとして、29日には笑福亭扇平さんによる落語&風の盆越中おわら節、30日には雅楽演奏&当麻けはや相撲甚句が執り行われました。

源九郎稲荷神社境内の夜の写真
鳥居に提灯が下がっている写真

奉納イベントはもともと拝殿を舞台に行われる予定だったのですが、両日とも悪天候のため、まず29日の落語とおわら節は社務所の座敷内に場所を変え、30日の雅楽演奏と相撲甚句は神社に近い旧川本邸に場所を変えて執り行われました。どちらも室内に収まりきらないほどの観覧者。皆さん、すばらしい時間を過ごされたことでしょう。

屋外仮設テントの下に人が複数いる写真
悪天候の中傘をさしている人の写真
かき氷屋さんの出店のテント内の写真
射的屋さんと書いてある紙の写真

さて、両日とも源九郎稲荷神社境内では有志によるいくつもの出店がありました。これは近隣の方たちやボランティアさんによるものであって、専門の業者によるものではありません。「当てもの」やアクセサリー販売、みたらし団子・かき氷販売や金魚すくいといった子どもたちが喜びそうなお店が何店も。金魚の電話ボックスのコーヒーショップも出店されていました。

晴れていれば良かったのですが、前述のように両日ともあいにくの天気だったため、訪れる子供たちの数が多いわけではありませんでした。特に30日は奉納イベントの開催が旧川本邸に変更されたため、神社境内にとどまる来訪者は多いとはいえませんでした。

かき氷屋さんの悪天候時のテント内の写真
雨合羽を着た人二名と屋根の下にいる人の写真

お店を準備される方たちは大変だったでしょう。何日も前から準備して、当日が雨でもよほどのことがない限り出店を取りやめるわけにはいきません。

出店される方たちは、皆さん本当に頑張っていらっしゃいました。当てものや手作りアクセのブースでは雨がかからないよう手早くシートをかぶせたり、来訪者が通り歩きやすいよう水たまりに板を敷いたり、足元の悪いブースでは足がずぶ濡れになりながら接客したり、私に雨ガッパを貸してくださる方もいらっしゃいました。

光る紙筒をおいている人たちの写真
光る紙筒をおいている人たちの写真その2
光る紙筒の写真
光る紙筒の写真その2

そしてまた、この会が終わった後の後片付けは、晴れた日の何倍もの手間がかかったことも想像できます。地域のお祭りやイベントでは、このように外から伺い知ることができない人たちの努力や活躍があります。

出店されている人たちはみな「ありがとうございます」とお声がけ下さいましたが、いえ、「ありがとうございます」を言うのはこちらなんですよ。みなさんお疲れ様でした。皆さんのおかげで雨の中でも、来訪者さんは笑顔で帰路につかれたことと思います。もちろん私も。