まちかどレポート419
まちかどレポート419 日本の授業は楽しい!~奈良県海外教育交流事業in平和小学校~
(2015年9月11日撮影 まちかどレポーター・安江)
日本の授業は楽しい!~奈良県海外教育交流事業in平和小学校~(平成27年9月24日掲載)
中国揚州市から奈良県海外交流員として来られている仁雨(じんう)さんは、35歳のお坊さん。
9月11日(金曜日)は、大和郡山市立平和小学校(河合孝信校長)の児童との交流に来られました。
最近は、何処へいってもインバウンドの多いのに驚くことしきりですが、教育交流員として日本文化や歴史、学校教育のシステム、また、カリキュラム、運動会や部活動、情操教育などなど、日本式のノウハウに何に関心を持たれて、何を母国に持って帰られるのか、と興味深い一時でした。
写真で、平和小学校の児童と交流員・仁雨さんの2時間の一コマをお届けします。
2学期のメインイベントの運動会も、もうすぐ。児童たちは運動会の練習に余念がありません。校庭から元気な子どもたちの声が聞こえてきました。
3年生:水彩画クラブ(平和公民館)との交流の時間でした...
2年生:中国について活発な質問が飛び交います(牛乳パックで作ったコマをプレゼントしました)
1年生:全員で、中国語の挨拶を披露「にぃはぉ、わぉめんしゅう...」(こんにちは、私たちは1年生です)。
上手な「おもてなし」の言葉と、ピアニカ演奏に仁雨さんの顔がほころびました。
3年生:パソコン教室「どこの小学校にも、パソコン教室がありますか?」と質問されました。
4年生:音楽の時間で、リコーダー演奏に「とても、すばらしいました!」と日本語で言って、手を合わされました。
高学年(5~6年生)の運動会の練習。中国には組立体操の時間や運動会はないようです。
中国の学校教育や家庭教育は指導が厳しく、日本の先生のやさしい教え方に、また児童が楽しく学ぶ雰囲気にびっくりされている様子でした。また「日本の環境(空気)がきれい、食べ物がおいしい」と感想を伺いました。
更新日:2021年03月19日