まちかどレポート424

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート424 今しか見られない郡山城の景色

今しか見られない郡山城の景色(平成27年10月23日掲載)

郡山城の天守台は、今まで、誰もが簡単に登り、眺望を楽しみ、郡山の歴史を体感してきました。僕も息子が小さい時は、愛犬を伴い天守台に上がり、眺望を楽しみ遊び、雪の時は雪合戦や雪だるま作りをした経験があります。

平成23年、奈良県景観条例において「城跡と奈良盆地が眺望できる郡山城天守台付近」が優れた景観を眺望できる地点として県景観資産に登録されました。

そして現在、市民誰もが安全に天守台登り、郡山城の歴史的な景観や奈良の原風景の眺望を享受できるように、天守台石垣の修復作業が順調に進んでいます。予定事業期間は平成25年度から28年度の4か年です。

400年あまり修復が無かった天守台石垣の修復作業は、あたかも、能楽のシテ方が能舞台上で直(ひた)面になり、後、能面を付け白式乃尉となって演舞する三番叟のようです。

こんな風景、今しか見られないですね。少しですが撮ってきた写真をご覧ください。

足場を設置する工事車両の写真

西方向からの天守台。

石垣と白いトラックの写真

西南方向より天守台を望む。それぞれの石のチェックと区画割付け表示が確認できます。