まちかどレポート426

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート426 津軽三味線クラブと交流(平和小学校)

(2015年10月23日撮影 まちかどレポ-タ- 安江)

津軽三味線クラブと交流(平和小学校)(平成27年10月30日掲載)

三味線を披露する人々の写真

平和地区公民館で活動されている「津軽三味線クラブ」のみなさん(7名)が、平和小学校(河合孝信校長・美濃庄町)を訪れ、三味線などの演奏を通して5・6年生(113人)の児童と交流を図りました。

会話をする着物姿の男性と子どもたちの写真
着物姿の男性と太鼓のバチを持つ子供の写真
着物姿の男性と笛を吹く子供の写真
着物姿の女性と打楽器を持つ子どもたちの写真

「黒田節」や「リンゴ節」などの三味線演奏を聴いた後、平和小学校の児童なら誰もが知っている「阿礼様子どもの唄」を三味線伴奏で歌ったり、「ささら」や「こきりこ」などの珍しい楽器の演奏を教わり、一緒に演奏しました(写真下・楽しそう…)。

演奏を披露する人々の写真

質問タイムの最後に「何に一番苦労されてますか?」との児童の問いに、当クラブを指導されている日本民謡「郡山美和会」の美和先生は、「民謡のような民俗芸能を次代の世代に繋ぐためには、若い人の参加が必要です。育成に困っています。皆さんは三味線を習いたいと思いますか?」との先生の言葉に、多くの児童たちの手が勢いよく上がりました。

マイクで話す男児と座る子どもたちの写真
演奏を聴く子どもたちの写真

思わず先生の顔がほころびました。大和郡山にも、貴重な民俗芸能が多数あります。また民俗芸能を通して地域で育む絆や連帯感も、極めて重要な意味を持つのでしょう。

当日の様子が、奈良テレビの「ゆうドキッ!」内のいきいきまちだよりのコーナー(10月30日(金曜日))で放映される予定です。