まちかどレポート434

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート434 植槻八幡神社の御田植祭

(まちかどレポーター 丸山)

植槻八幡神社の御田植祭(平成28年1月12日掲載)

神社朱雀門をくぐる参拝者たちの写真

1月7日、植槻八幡神社のお田植行事を見学に行きました。天候は曇り、神事が終わるまで天候が降らないでほしいと願いながら植槻八幡に急ぎました。線路沿いに北方向に進み、お城廻りの踏切り周辺から、青地に白抜きのお田植行事と染め抜いたのぼり旗が立ち上がっていました。

10時過ぎからお田植行事が始まりました。氏子総代を先頭に、宮司さん、牛の鼻持ち役、牛役、牛追い役と行列を作って、本殿と舞台の周囲を右回りに2回回ります。鼻持ち役は翁の面をかぶり、牛追い役は滑稽で表情豊かな面を被っています。
牛役は藤の紋の付いた黒い胴幕の中に男が二人入り、前の人が牛面を被り、後ろの人は尻尾を動かします。最初に唐鋤を付けて一周し、次は馬鍬に代えて一周します。

この神事、牛が田を耕す事から始まり、人・牛が一体となってお米作りに励み、豊作を祈願する祭りなのです。少し写真を撮ってきました。ご覧ください。

拝殿前で待機する青い法被姿の男性たちの写真

神事の始まりを待つ氏子の皆さん

昔使われていた農具が展示されている写真

神事で使用する農具類

翁のお面をかぶった神職の男性の写真

牛の鼻持ち役

翁のお面をかぶった神職の男性の横顔の写真

素朴な衣装ですが、美しいお面と良く似あっています。

鬼のお面をかぶり農具を持つ牛追い役の男性の写真

牛追い役

鬼のお面をかぶり農具を持つ牛追い役の男性の写真

御田植神事の長い年代を感じます

牛と牛の鼻持ち役に見守られながら神前幕をくぐる神官の写真

神官と牛と牛の鼻持ち役

松苗を地面に並べ、田植えの所作を行っている様子の写真

田植えの所作

牛役の張りぼてを眺める見物客の写真

観客は近隣の皆さんが多かったです