まちかどレポート437

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート437 地域での助け合い・支えあい~「大阪子どもの貧困アクショングル-プ」の活動から学ぶことは~

(2016年2月2日撮影 まちかどレポ-タ-安江)

地域での助け合い・支えあい~「大阪子どもの貧困アクショングル-プ」の活動から学ぶことは~(平成28年2月10日掲載)

マイクで話す女性の写真
マイクで話す男性の写真

2月2日(火曜日)午後6時から、平和地区公民館で徳丸ゆき子さん(大阪子どもの貧困アクショングル-プ代表)の講演が行われ、市民ら約100人が参加しました。

年々増加、報道される児童・乳幼児の虐待や餓死等々。貧困との関わりの活動の中から見えてきたものは
…事件の背景にある「孤立・孤育て」。貧困連鎖・暴力連鎖、シングルマザ-・ワ-キングプワ-等の実情…。
そんな中、2013年、地域(生野区)で空き地・空き家を活用して子育てを中心に「つながり・支えあう」コミュニティつくりを立ち上げ、取り組んでいるのが、徳丸さんらの団体です。

モニターに映された講師の詳細についての写真

「まずは、ごはん!」教育にたどり着く前に、安定した生活をつくる福祉的支援が必要。 地域での子どもを、子育ての親をどう支えるか。「シングルマザ-たち100人が しんどい状況について話しました」のアンケ-トの調査中間報告書(2013年7月~2014年1月)の中から実例と、動画を交えて活動を紹介されました。

話を聞く人々の写真
マイクで話す女性の写真

大変、重い内容でした。

少子化が大きな課題となっている今、子育ては大きな社会的役割です。
ご近所・地域・社会にちょっとしたつながりがあれば、また聞いてくれる「誰か」がいるだけで 疲れが、なごむことがあります。
子どもは、親や家庭を選べません。
全ての子どもたちが夢と希望を持って成長できる 社会を、そして誰もが働きながら安心して子育てができる環境が1日も早く実現してほしいものです。